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Top 用語一覧 SS速報VIP SS速報VIP 正式名称はSS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)板。 2ちゃんねるの外部掲示板で、SS・ノベル・やる夫専門の掲示板である。 略称はNIP。 もともと、SS・ノベル・やる夫スレはニュース速報(VIP)、またはパート速報VIPで投下するのが主流であった。 しかし、スレッド数過多等の問題のため、2010年1月28日に運営より製作速報VIPへの移転が勧告された。 しばらくはそこで活動が行われたが、元々GEPで活動していたゲーム・同人製作系スレ住民の中にはSS・ノベル・やる夫スレの極端な増加を問題視する者も多かった。 そこで、2011年1月13日に、荒巻@管理人★の手によってSS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)板が誕生し、移転が行われた。 一レスにつき80行の書き込みが可能であったり、放置しても自動でスレが落ちないなど、SSを書くのに適した環境となっている。 しかしVIPと違い、人が少なかったり、スレが落ちないために横槍が少なかったりと、モチベーションの維持はVIPより困難と言える。 水遁や叩きの恐怖と戦いながらVIPに投下するか、孤独と戦いながらNIPに投下するか、書き手は常に頭を悩ませている。 関連用語 saga
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Top 用語一覧 SSちゃんねる SSちゃんねる SSまとめサイトの一つ。 大手まとめサイトの一つとして扱われており、コメントもそこそこ付く場合が多い。 けいおんSSを多く扱っているほか、禁書やまどかマギカなどのSSも扱っている。 それぞれの記事のTOPにPixivへのリンクを貼り、他サイトとの差別化を図っている。 ただ、けいおんSSの最盛期の終了とともに、けいおんSSを取り上げることは少なくなった。 管理人は積極的にSkypeやTwitterなどで訪問者や書き手と交流を図っていることでも知られている。 また、管理人の名前が「煉獄の深淵より甦りし魔刻神王ゼルバルス2世」と非常に長く、これはTwitterなどで行ったアンケートから投票された名前である。
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キャラ名 プロローグ 第一話 第ニ話 最終話 逢合 死星 雰囲気 『兄弟姉妹よ、その瞳を見ろ』 三位一体/星の生まれる刻/▆▇▅▇▇▇▆▇▅ 不振賽 柳煎餅 柳煎餅プロローグ『義を見てせざるは勇無きなり?』 第一話「情けは人の為ならず」 第二話「青は藍より出でて藍より青し」 人間万事塞翁が馬 すーぱーブルマニアンさん十七歳 奴のキメ台詞は正義執行(ジャスティス) 第一話『大丈夫です、これ書き終わるまではソシャゲ我慢しますから!』 第二話『山乃端一人とブルマニアン、レズ』 この先DANGEROUS!命の保証なし! 瑞浪星羅 カフェ『シャーロキアン』の新たな常連 3人の柳生 針方天童の儀式 aaa 端間 一画 投首合戦 悪路■Bad 肝脳Torch aaa 望月 餅子 《Ⅵ-蘇生する緑/グリーン・フィンガー》 《Ⅷ-自浄する藍/インディゴ・バニッシュメント》 《Ⅱ-灰羽の雄梟/グレイ・パラディオン》 《0-繋ぎ渡す白》 宵空 あかね 恩は忘れじ、されど礼は果たせず 時は満つる、されど願いは虚に消ゆ 友情は強き絆、されど友人は奴隷に非ず 春は出会いの季節、されどさよならだけが人生だ 空渡丈太郎 JO嬢の奇妙な純情~または私は如何にして懊悩を捨て百合の花を愛でるようになったか~ たった一つの冴えたやり方~~Androidsusi Dream of sacrificial lambp? 注文の多い料理店~イタリア料理を食べに行こう!~(予選)(本選) JO嬢の奇妙な純情~その転校生が俺TUEEEEなのに純愛すぎる~ 山乃端 万魔 山乃端ブラック&ホワイト After burnerあるいはWelcome to the gray parade. 万魔ちゃんと正義の味方 TOKYO ZAPPING ジョン・ドゥ プロローグSS あなたの人生の物語 群青日和/空が鳴っている たった一つの冴えたやり方 多田野 精子 青空(イグゾースト) 赤陽(イグニション) 緑風(イグドラシル) 極彩(そしてイきつく果ての先) ウスッペラード 「山乃端一人」と悪の怪人 恐怖!復讐のメカソウスケ 道玄坂ルーラン一丁目より 厚キ祈リ ハッピーさん ハッピーさんとひと夏の冒険 ハッピーさんとパーティタイム ハッピーさんと外道の最期 ハッピーさんとハッピーエンド 浅葱和泉 『浅葱和泉』 生命の蠢き こころ、とは フタリ 徳田愛莉 Spicy☆Scientist Monster☆Lily Highschool☆Party Dangerous☆Edelweiss 鍵掛 錠 それは正義なんかじゃなく 師走クエスト:絶黒龍、顕現 如月クエスト:ジャック・イン・ザ・ペーパー 弥生クエスト(高難度):『転校生』が多すぎる ファイ ババアとチャラ男としいたけと美人。あと犬とJK。 アヴァ・シャルラッハロート(きんとと) アインス・イン・ワンダーランド 第1話 『東京へ行こう!』 アインス・イン・ワンダーランド 第2話 『寿司屋へ帰ろう!』 有間 真陽 忘れられない人 変わらぬ願い(前編):変わらぬ願い(後編) はじまりの日(前編)はじまりの日(後編) 貴女へと至る物語(前編) 貴女へと至る物語(後編) 山居 ジャック against already fate. We are キーラ・カラス 新潟発東京行〇二〇二「節分」 千駄ヶ谷トンネル〇二二七――「〆切り」、に至るまで 1 渋谷〇二一四「バレンタインデー」――あの百年後の冬の日に、至るまで 【東京】〇二二九「今日はわたしの誕生日」 諏訪梨絵 ただ一人の大切な貴女のために 無双勇者『ドデカイザー』VS悪夢の精子軍団 エーデルワイス・オブ・ザ・デッド いいですか、最終話だからって印象的で面白いタイトルとか思いついたりできるわけじゃないんですよ皆さん、わかってますか?つーか、時間が足りない。 ルルハリル call me save me kill me On the shadow Side of the Street Weiss: Schwarz Weiss :Schwarz part2 ―the Omegaverse of Madness― 鬼姫 殺人 RE:ST@RT クリープ 72日前 49日前 月光・S・ピエロ 殺し屋、二人 仕掛け人、二人 護り手、二人 山乃端、一人
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魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 第十五話「Devil Strikers(後編)」 溶岩の如き灼熱の体液が身体に流れる大蜘蛛の悪魔ファントムを相手に双銃を構えた少女ティアナ・ランスターと若き槍騎士エリオ・モンディアルがゆりかご上部にて凄絶なる戦いを繰り広げる。 間断なく吐きかけられる特大の火炎弾を側転で回避しながらティアナは灼熱の大蜘蛛に魔力弾を撃ち込む。 影の分身アフターイメージで倍となった火力を持ってしても強固な外殻の間を縫って決定打を撃ち込むのは至難を極める。 ティアナの疲労は限界に近づき、エリオもまた時間加速の連続使用の無理がたたり魔力・体力共に限界に達しつつあった。 「先ほどの威勢はどうした人間!?」 ファントムはその堅牢な要塞の如き巨体でティアナとエリオを圧倒し炎の息吹を吐きかける。 もはや二人に能力を自由に使う余裕は無くなりつつあり、この悪魔の業火で消し炭に変わるのも時間の問題だった。 「クロスファイアシュート!!」 ティアナはアフターイメージを発現し倍となった総数26発の誘導弾をファントムの頭部に叩き込むが貫通力に欠く彼女の攻撃では強大な上位悪魔を打倒するには至らない。 「クイックシルバー発動!!」 時間加速で一気に距離を詰めたエリオがファントムの頭上に移動しストラーダの刃を振りかぶるが彼の小さな身体はファントムの身震い一つで軽く払い落とされる。 さらに放たれた追撃の尾針の一撃を胴に受けエリオは鮮血を散らす。 「エリオ!!」 鋭い刺突に身体とバリアジャケットを裂かれて転がったエリオにティアナが駆け寄る。 「くっ…大丈夫ですよティアさん。でも一体どうしたら…」 「確かに…あいつの身体は固すぎてこっちの攻撃なんか全然効いてないしね」 その時ティアナの脳裏に先ほどのファントムの動きが蘇り、そして思いつく一つの賭け。下手をすればエリオを死なせるかもしれない危険な打開策。 (エリオこの悪魔を倒せるかもしれない作戦を思いついたわ。でも下手したらエリオが死ぬかも…) 苦渋に曇った顔でティアナがエリオに念話を繋ぐ、しかしエリオは燃えるような戦意を込めた眼光でティアナの瞳を見つめて念話を返す。 (ティアさん…僕はこの戦いが始まってから死ぬ覚悟は出来てます! それにあなたの考えた作戦で失敗する訳が無いって信じてます。言って下さい“行け”って!) (言うじゃない。それじゃあ説明するわよ……) 念話で策を伝えた二人は自身に残された最後の魔力を振り絞りデバイスを構える。 エリオは残る全てのカートリッジを使用し限界ギリギリまでのブーストでストラーダの推進器(スラスター)を暖める。 ティアナは幻術とアフターイメージを混ぜて8人まで増やした自分の身体でファントムに向かって駆け出す。 彼女の魔力では出せる影の分身はこれで最後、失敗すれば確実に死ぬだろうと易く予感させた。 「いい加減に死ねええ! 人間!!」 ファントムはその大きな顎から火炎弾を幾つも吐き出し近づくティアナに浴びせるしかし攻撃を受けたものは全て幻術で作られた幻であり爆炎の衝撃に霧散した。 そして横合いから転がり込んだティアナがファントムの眼前にクロスミラージュを突きつけ銃火を間近で浴びせかけた。 「小癪なマネをおおお!!」 ファントムは今度こそ殺せるという絶対の自信を持って尾針の攻撃を目の前のティアナに振り下ろす、しかしその時ファントムの頭上に再び彼女の声が響いた。 「また失敗ね蜘蛛さん」 ファントムの尾針の一撃は正面のティアナをすり抜ける。 ファントムの正面に飛び出たティアナはアフターイメージの影であり敵の攻撃を受けても意味は無い、そして本物のティアナはファントムの頭上を捉えた。 ファントムの眼前のアフターイメージと頭上の本物、その二つの身体でティアナは至近距離から射撃魔法の連射を叩き込む。 ファントムはティアナの身体を振り払うべくまた脚部に力を込めて大きな跳躍をみせる、これこそティアナの狙いだった。 出せる最後のアフターイメージの分身でもって尾針の攻撃を空振らせ、ファントムの頭上に乗ったのは倒すためではない、頭上の自分を振り落とすためのこの跳躍こそ彼女の狙い。 「クロスファイアシュート!!!」 ティアナは高く舞い上がったファントムに射撃魔法の集中砲火を浴びせた、これもまた敵を倒す為のものではない。 クロスファイアシュートの攻撃は落下するファントムの身体の向きを変えるためのものであり、その攻撃を受けて体勢の崩れたファントムは弱点である背を下に向けて落下する。 そしてエリオが今まで最大のブーストで高め続けたストラーダの推進力に時間加速の超高速移動を加え最強の威力を込めた刺突を解放した。 「クイックシルバー発動! スピアーアアングリフ!!!」 ティアナの攻撃で反転し無防備に晒されるファントムの背中、これにエリオの最強の攻撃が命中した。 落下するファントムの自重も加わり無慈悲にストラーダの刃は大蜘蛛の身体の中に食い込んでいく。 「ぐおおおおおお!!!」 「これで終わりだああああ!!!」 断末魔の雄叫びと共に灼熱の溶岩のようなファントムの体液が飛び散りエリオの身体に降り注ぐ。 焼ける頬やバリアジャケットを気にもとめずエリオは最後の力を振り絞り、遂にファントの身体を貫き通した。 身体に大穴を開けられたファントムの巨体が爆音と共に落下し貫かれた傷の亀裂にその巨体が砕け散り四散した。 ファントムの崩壊と同時に全身のバリアジャケットを焼け焦がしたエリオもゆりかご上部に舞い降りる。 「エリオ!」 「大丈夫です…ティアさん…それよりも早くバージルさん達を助けに…」 もはや二人の身体に戦う力など微塵もありはしない、しかし自分達の師の安否を確かめるまでまだ止まる事はできなかった。 ゆりかご上空を飛ぶ大鷲の悪魔グリフォンと空戦を交えるのは機動六課部隊長の八神はやてと氷竜フリードリッヒに乗る竜巫女キャロ・ル・ルシエ。その戦いは青き空に赤き稲妻を走らる。 空を飛び交う巨大な大鷲グリフォンが三つ首の氷竜フリードリッヒとその軌道を交錯させ熾烈な空中戦を繰り広げ、両者の放つ赤き雷撃と火球や氷塊弾がぶつかり相殺し合う。 フリードの攻撃にはやての支援砲火も加わるが上位悪魔の圧倒的なスタミナに既にはやて達は息を切らせている。 グリフォンは容赦なく二人に止めを刺そうと強力な赤い電撃の魔力弾を放出しはやてとキャロ達を攻撃した。 はやてが防御障壁で雷撃をなんとか凌ぎフリードが三つの顎から火球と凍気の魔力弾を吐き応戦、しかしその反撃を受けてもグリフォンの巨体に致命的な傷を与える事はできない。 「どないしたら…こないな速度で飛行戦を続けとったら溜めの大きな技が出せれへん…」 高速で飛行しながら雷撃と共に自分達を追いまわすグリフォンの猛攻にはやては臍を噛む思いで呟く。 「部隊長、来ます!!」 その時キャロの叫びと共にグリフォンの攻撃が再び襲い掛かり、赤い雷撃で作られた雷球が幾つも放出された。 「くっ!」 「きゃあっ!!」 電撃球を受けたはやてとキャロは容易く防御を破壊され被弾。 雷撃のダメージにバリアジャケットは焦げ付き身体の負担は限界に達しつつあった。 強烈な雷撃の損傷に顔を歪めながらはやてはキャロに念話を飛ばす。 (キャロ! 私とリィンの融合も限界や、私がなんとかあの鳥の動きを止めるから……トドメ頼んでええか?) (部隊長……分かりました!!) (ほな詳しい作戦話すよ…) 急場でこしらえた作戦を念話で伝え、はやては背中の黒き翼に魔力を高めて速度を上昇させグリフォンの前に躍り出た。 「どないしたんや! 悪魔いうても女の子一人殺せんのかい! この七面鳥モドキ!!」 はやての挑発にグリフォンの怒りは即座に沸点に達してその低い声を荒げて怒声を放つ。 「人間風情が我を愚弄するか!!!」 「うっさいわ! 熱々のローストチキンにしたるで!! はよう掛かってこんかいボケ!!」 さらに続いたはやての挑発で激情に火を注がれたグリフォンは全身に最大の雷撃を纏って空高く上昇し急降下の体当たりではやてを引き裂かんと爪を立てた。 (予想どうりや。やっぱり怒ったら最大の攻撃力で一直線に殺しに掛かる…単細胞も良いとこやで) はやては心中で呟くと同時に魔法術式を二つ構築、まずその一つ目を放つ為に球状の魔力弾を生成した。 「アイゼンゲホイル!!」 はやてがその球体を拳で叩くと同時に敵の視覚と聴覚を奪うための魔法“アイゼンゲホイル”が発動し凄まじい閃光と爆音が周囲を満たした。 視界を奪われたグリフォンは視覚を奪われてなお正確にはやて目掛けて急降下体当たりを行う。 「私の大威力魔法、これで今日はカンバンや……鋼の軛!!」 はやての言葉と共に白い魔力光で形作られた光の柱が三角形のベルカ式魔法陣から突き出す。 はやては守護獣ザフィーラの持つ最強の拘束魔法を幾重にもグリフォンに突きたてその巨体を宙に釘付けたのだ。 視覚を失った大鷲に回避する事など出来はしない。 「ぐおおおおお!!」 身体に刺さった光柱の戒めを破壊しようとグリフォンは雷撃を最高出力で発生させる。 しかしはやては身体に残された全ての魔力を駆使して鋼の軛を維持してこれに対抗した。 「今や! キャロ!!」 はやてが挑発によりグリフォンの注意を引き、鋼の軛でその動きを封じている間にキャロは自分の行使できるブースト魔法と地獄の番犬より得た凍気の全てを三つ首の氷竜と化したフリードの三つの顎に集中していた。 「我が求めるは絶対の凍結、地獄の番犬よ、その凍て付く牙、究極の凍気を今こそ見せよ…」 キャロが地獄の番犬の力により未知の新たなる呪文を紡ぎながらフリードの三つの首に極大の魔力と凍気を収束していく。 「獄・犬・咬・虐!! インフェルノ・ケルベロス・バイティング・マサカー!!!!!!」 それはケルベロスと融合したフリードの最強の技、絶対零度の凍結魔力を持つ魔力波動が巨大な氷柱を形成しながら魔界の大鷲に放たれた。 「がああああ!! 馬鹿な…この我が…人間ごときに…」 鋼の軛で動きを封じられたグリフォンが最強の凍結魔法を受けてその巨体を凍らせる、そして遂には全身を凍て付かせてひび割れたグリフォンの身体は粉々に砕け散った。 「ローストチキンやのうて冷凍保存やったな…」 はやては言葉と共にリィンとの融合を解除、フリードもケルベロスの力を顕現し続けられなくなり元の飛竜へと戻る。 「部隊長…大丈夫ですか?」 過度のブースト魔法の行使にキャロも限界を超える疲労だった、しかし二人はまだ膝を付く訳にはいかない。 「大丈夫や…それよりも…バージルさんとシグナムを助けに行かな…」 二人は、まだゆりかご上部で戦い続けているだろう魔剣士の下に疲弊した身体で飛ぶ。 禍々しい模様の施された大剣が踊り、繰り出される無数の刺突を白い手甲が美しいまでの円動作で受け流す。 大剣を繰るのは隻眼の魔界戦士ボルヴェルク、その凶刃を魔獣を宿した白き手甲で防ぐのは機動六課スターズ03スバル・ナカジマ。 魔界の武侠を相手にスバルは一歩も引かぬ絶戦を繰り広げる。 スバルは右下方から斬り上げて首を落とさんと迫るボルヴェルクの斬撃を直前の予備動作で見切り最低限身体を沈ませて回避した。 「はあああ!!!」 スバルはボルヴェルクのその怯みを逃さずベオウルフの力で強化された右のリボルバーナックルで渾身のカウンターを叩き込んだ。 ボルヴェルクはこの攻撃に僅かによろめいたが即座に大剣で斬り返しの斬撃をスバルの脳天目掛けて振り下ろす、スバルはこれを反射的に右側方に跳ねて回避。 しかしそのスバルの回避動作を読んでいたのかボルヴェルクは黒い炎を纏わせた足で蹴りを見舞いスバルの身体を吹き飛ばす。 「きゃああ!!」 ボルヴェルクは転がるスバルに追い討ちとして黒炎の魔力を3発放ち、スバルは体勢を立て直す暇も無くその追撃に晒された。 黒炎の追撃に防御を崩されたスバルにさらに魔力刃により爆発的に射程の伸びたボルヴェルクの大剣が首を刎ねようと真一文字に振るわれた。 「くっ!!」 スバルはその横合いからの斬撃をリボルバーナックルで跳ね上げてなんとか凌ぎ体勢を立て直し拳を構えて戦闘態勢を整えた。 「このままじゃラチが明かない。こうなったらバーストオシレーション…ギアエクセリオンで行くよマッハキャリバー」 <OK、MASTER> マッハキャリバーが電子音で答え、スバルは瞳を金色に変えながらIS振動破砕の発動を準備する。 その時、光と純白の羽根を散らしながらスバルの両手のリボルバーナックルの拳部分を獣の顔のような防具が覆い、白い翼が脚部・腕部・腰部から翻る。 「これは一体……ベッキーなの?」 そしてデバイスと融合した魔獣ベオウルフの声がスバルの脳裏に響く。 (貴様の絶技、負担も並ではない。微力だがこれで反動から身を守れよう) 「ベッキー………ありがとね」 その防具に頬を寄せ、スバルは静かに微笑んで自分を守るために力を貸してくれた魔獣に礼を述べた。 静かに呟いた言葉だったが、その言葉にスバルは万感の想いを込める。 (礼は奴を打ち倒してからぞスバル!!) 「うん!!」 純白の羽根が舞い散りマッハキャリバーが最高加速に備えてギアエクセリオンの翼を震わせ、スバルは強化された両手のリボルバーナックルに振動破砕の超振動を纏う。 そのスバルにもはや一片の死角も微塵の隙も無い。 両の拳に師の技と心を乗せ胸に必勝の思いを抱き、少女は白き魔獣の翼を広げ眼前の悪魔に対峙する。 スバルの纏う気迫と魔力が一瞬で別人のように跳ね上がるのをボルヴェルクは感じる。並みの悪魔ならばその圧倒的な迫力を感じれば逃げ出すだろう。 しかしこの魔界の戦士は言葉こそ発しないが胸の内に歓喜を覚える。 スパーダの息子と戦えない不満を払拭してくれる鉄拳の少女に全力で応えようと黒炎の魔力を最大出力に高める。 さながら西部開拓時代のガンマンの決闘のように両者は正面から対峙した。 二人は持てる力の全てを己が得物に振り絞る。 両者の放つ気迫と魔力に空気が歪み、ゆりかご上部の装甲が震えて軋み上げ決闘の終焉を彩る最後の曲を奏でる。 スバルとボルヴェルクの闘気はほぼ同時に頂点に達し、両者は共に正面から駆け出した。 黒い業火に包まれた悪魔の大剣が唸りを上げてスバルに最強の刺突を放つ、その剣閃にスバルは右の拳を正面から叩き付けて応える。 「ディバインバスター!!!…」 軋み悲鳴を上げる両者の得物、スバルはその負荷を気にもとめず腕に増設された翼とスラスターを最大出力で解放しディバインバスターの魔力波動に振動破砕の超振動を乗せて放つ。 「バーストオシレーション!!!!」 ベオウルフの加護を受けたそれは片手で放ったものでさえ以前の両腕のバーストオシレーションに匹敵する威力だった。 その右拳のディバインバスター・バーストオシレーションの魔力波動によりボルヴェルクの大剣は弾かれ、スバルもその衝撃と反動に体勢を大きく崩す。 だがスバルはその揺らぎをギアエクセリオンの純白の翼で無理矢理に急制動を掛けて立て直した。 スバルはその急制動の回転動作で得た遠心力を左の拳に込めて振りかぶり“本命”の一撃を先の交錯に体勢の崩れているボルヴェルクの身体の真芯に叩き込んだ。 「一撃いいいい必倒おおおおおお!!!!」 舞い散る羽根の中で左のリボルバーナックルの回転刃が唸りを上げ、融合したベオウルフの装甲が白く輝き脚部に備えられたスパイクが地面に突き刺さり身体のブレと後退を殺す。 「ディバインバスタアアアアア!!!!!!」 身体に残る魔力の全てを込めたディバインバスターの青き魔力波動が拳に収束し閃光を放つ。 「バーストオオオオオ オシレーションンンンン(爆震)!!!!!!!!」 そしてその魔力波動に振動破砕の超振動が完璧に同じタイミングで合わせて発動し、極大の青き魔力光がボルヴェルクの体を飲み込んだ。 その圧倒的な破壊力を受けてボルヴェルクの身体は微塵と散り大剣のみを残して青き空の下に消え去った。 「お母さんギン姉……また助けられちゃった…ありがとね」 スバルは左の拳を強く握り締め亡き母にそしてこの鉄拳を自分に託してくれた姉を思い一筋の涙の雫を流す。 その左の拳に宿った力はベオウルフのものだけではない、そこには母クイントの姉ギンガの想いが詰まっているのだから。 (まったく、また泣く奴があるか…) 「うん……泣き虫でごめんねベッキー」 (まあそれが貴様の性分ではしかたあるまい。しかしスバルお主力を使いすぎたのう、しばらく我の力を顕現することはできんぞ) 「大丈夫だよ。言ったでしょ? 私は一人じゃないって」 (では我のおらん間に死ぬでないぞスバル) 「分かった。約束だね」 ベオウルフの白き装甲が羽根を散らして消え去りリボルバーナックルとマッハキャリバーは元の姿に戻る。 「それじゃ早くバージルさん達を助けに行かないと!」 スバルは強大な敵と対峙し、幼い少女を救うため戦う師の下に駆け出した。 「紫電一閃!!」 烈火の剣精アギトとの融合により爆発的に威力を増した炎の刃が悪魔と成り果てた背徳の司祭を倒すため振るわれる。 悪魔の身体に括られた少女を傷つけぬ為狙うべきはその首、しかし悪魔は手にした黄金の聖剣でこの一撃を難なく受け止めた。 「素晴らしい威力だ。しかし少々物足りないな」 聖剣エクスカリバーに黄金の閃光が宿り高熱の魔力波動が放たれシグナムはその衝撃に吹き飛ばされる。 しかしアーカムが前方のシグナムを斬り返す隙を逃さずバージルが空間転移で背後に回りフォースエッジ・フェイクの刃を翻す。 バージルは魔力を込めたフォースエッジ・フェイクで最強の刺突技スティンガーを繰り出しアーカムの後頭部を狙う。 だがその刃は展開した防御障壁に防がれフォースエッジ・フェイクは刀身の先端を大きく刃こぼれを起こして弾かれる。 「無駄だ」 「がはあっ!」 アーカムが振り返り様に薙ぎ払ったエクスカリバーの一閃でバージルは防御障壁ごと身体に斬撃を刻まれ鮮血を宙に舞い散らせる。 「まったく、こうも一方的ではつまらないな」 邪悪なる悪魔より少女を救う為の戦いは闇の剣士と烈火の将の圧倒的な劣勢で展開していた。 悪魔の持つ聖剣の攻撃にバージルは血の朱を空に撒き、シグナムは背の炎翼をはためかせてよろめくバージルに駆け寄った。 「バージル! 大丈夫か!?」 「ごふっ…俺は問題ない…お前こそ力が鈍っているぞ」 「ああ…急場の融合もそろそろ限界のようだ」 満身創痍のバージルとシグナムは共に剣を構えながら息を整える。 対するアーカムはヴィヴィオを盾にした事で二人の大技を封じて傷一つさえ付いていない。 スカリエッティの最高傑作と自負したアーカムの言葉は嘘ではなかった。 身体能力・魔力共に今までの戦闘機人や悪魔とは比べられぬ程の高性能であり、高度のAMF下でその最悪の悪魔を前に二人は有効な打開策を見出せずただ疲労を蓄積する。 「さて相談は済んだかな? そろそろ終わらせてゆりかごを軌道上に上げたいのだがねえ」 アーカムはそう言うと再びエクスカリバーに魔力を込めて黄金の閃光をバージルとシグナムに向けて放った。 二人は同時に駆けてこれを回避、アーカムの側方に回りバージルは幻影剣を射出して敵の防御障壁を削り時間を稼ぐ。 (烈火、奴の動きを止められるか?) バージルが幻影剣の掃射を続けながらシグナムに念話を入れた。 (奴の防御はかなり強固だ。しかし残るカートリッジと魔力を全て使えばあるいは……だがそれでは私の融合も維持できなくなる、それでも良いのか?) (悩んでいる暇は無い……次で決めるぞ) (分かった) シグナムはバージルと視線を交錯させ互いの決意を汲み取ると彼に小さく頷き、残る全てのカートリッジを使用し己がデバイス炎の魔剣レヴァンティンに魔力を込め始める。 「邪魔だあ!!」 アーカムは数多に降り注ぐ幻影剣の刃をエクスカリバーの魔力波動で纏めて薙ぎ払った。 その瞬間バージルがフォースエッジ・フェイクを構え駆け出し、そのバージルの側方から彼を援護する為に連結刃シュランゲフォルムのレヴァンティンが炎を纏って舞う。 「何!」 前方からバージルが渾身の力を込めて斬り掛かりさらに全方位からレヴァンティンの連結刃がヴィヴィオを傷つけない為に細心の制動を掛けてその蛇の如き刃を躍らせる。 「ぬうっ!! 小癪な!!」 アーカムはバージルの斬撃をエクスカリバーで斬り返しながら周囲から襲い掛かるレヴァンティンの刃を防御障壁で防いだ。 だがその連結刃の攻撃は徐々にだが確実にアーカムの強固な防御を削っていく。 「アギト!! 全力で行くぞ、魔力を全て搾り出せえええ!!!」 (応! 烈火の剣精の底力を見せてやるぜ!!) シグナムの戦意に融合機アギトが応え魔剣の力を最高最強の状態まで高める。 そして遂にはアーカムの防御障壁を斬り裂きその身体をヴィヴィオのみを精巧に避けて斬り裂く。 その連結刃の猛攻に身体の各所を刻まれ、さしものアーカムも怯みをみせる。 バージルはその怯みを逃さず崩壊寸前のフォースエッジ・フェイクの刃にその刀身が壊れる事を覚悟して最大の魔力を込めて振るう。 「ぐぎゃああああ!!!」 アーカムの身体は強固な外殻を誇った為に切断にこそ至らなかったが、バージルは敵の四肢と頭部装甲に斬撃を見舞いその戦闘能力を奪った。 そしてヴィヴィオを拘束していた触手をすべて斬り裂き最後に放った刺突でアーカムのみを吹き飛ばし、遂にバージルは悪魔に囚われた少女を救い出した。 「ぐすっ おにいちゃあん」 アーカムへの攻撃で遂に限界を向かえ刀身が崩壊し粉々になったフォースエッジ・フェイクを手放し、バージルは悪魔の魔手から解放されたヴィヴィオを両手で抱きかかえる。 「泣くな。すぐ高町の下に連れて行ってやる」 バージルはしがみ付いて泣きじゃくるヴィヴィオを慰める。 しかしそこに禍々しい程に低い悪魔の声が轟く。 「糞共がああっ! その餓鬼を寄こせええええ!!!!!!」 傷を即座に修復したアーカムが立ち上がり魔力を込めたエクスカリバーを振りかぶりながらバージル達に迫ってきた。 ヴィヴィオを抱えて両手の塞がったバージルに、精根尽き果てアギトとの融合が解除され絶望的に戦闘力を削がれたシグナム。 その二人にゆりかご起動の鍵であるヴィヴィオを奪われ半狂乱となったアーカムが襲い掛かる。 バージルはヴィヴィオを手放し閻魔刀を抜けば戦えるだろう。 そして“魔人化”により戦闘能力を強化すればアーカムの打倒も可能だったろう。 しかしこの場で自分が全力で戦えば不安定なゆりかご上部の足場で幼いヴィヴィオがどうなるか、傍で疲弊し尽したシグナムがどうなるか分からなかった。 故にバージルのとった行動は閻魔刀を用いた応戦でも切り札“魔人化”による身体強化でもなかった。 「バージル…お前だけでもヴィヴィオを連れて逃げろ。ここは私が…」 「シグナム…」 「えっ?」 バージルは傍に立つシグナムに突然ヴィヴィオを託し、同時に彼女の耳元に今まで聞いたことの無いような優しい口調の言葉を囁いた。 「…ヴィヴィオを連れて逃げろ」 バージルはそう小さく言い残しヴィヴィオをシグナムの胸に抱かせて彼女の身体を突き飛ばした。 バージルは敵を倒す為に力を振るうのではなく、迫る敵に背を向け自分の命を捨ててでも幼き少女と掛け替えの無い仲間の身を守る道を選んだのだった。 もう後ろに聖剣での攻撃を仕掛けてきたアーカムが迫って来ている…刹那の後に俺は殺されていよう。 閻魔刀での応戦も魔人化も間に合わないだろう、だが後悔はしていない。 閻魔刀を抜き魔人化を果たして全力で戦う選択を選んでいればシグナムとヴィヴィオがどうなっていたか分からなかったのだから…。 俺の身体で刃を受ければ少しは二人を逃がす時間稼ぎになる。 後は八神たちにでも任せるとしよう、奴らならこのような異形の悪魔にも勝てるだろう。 「バージルウウウ!!!」 ヴィヴィオを抱え俺に突き飛ばされたシグナムがこちらの意図を察したのか、瞳に涙を流して俺の名を叫ぶ。 アーカムの剣が振り下ろされる寸前、俺はひどく緩やかに感じる一瞬の時間の中でこの女の顔に悲しみは似合わないと思いながら数瞬の後に来る自分の死に最後の言葉を吐いた。 「こんな死に方も悪くはないか……」 だがその死の覚悟を決めた呟きは聞き覚えのある銃声によって遮られる。 シグナムとヴィヴィオを身を挺して守り、無防備になったバージルの背中にアーカムの振るう凶刃が迫る。 その刹那、上空を一機のヘリが通過しそのハッチから赤き影が躍り出る、それはリンディがバージルの世界から連れて来た荷物、一人の男だった。 バージルがアーカムに絶命の一撃を受ける寸前。その赤き影の男は眼下のアーカム目掛けて急降下しながら白銀と漆黒の二丁の拳銃をホルスターから抜き去り銃火の華を散らせる。 「イィィィィィッヤッホウウウウウウウ!!!」 赤き影の男は楽しそうな声を上げながら魔力を込めた銃弾の雨をアーカムに降り注ぎ弾痕をその悪魔の身体に穿つ。 「ぐはあっ! 何だとおおお!!」 銃弾をたっぷりとアーカムの身体に叩き込んだ赤き影は弾痕を刻んだアーカムの前に着地すると同時に背の“反逆”の名を持つ魔剣でさらに追撃の斬撃を見舞う。 その悪魔も泣き出すような猛攻に莫大なダメージを受け、アーカムは低い呻きを漏らしながら後方に引き下がった。 「まさか!! 何故! 何故“貴様”がここにいるのだあああ!?」 「死んだ筈の兄貴から素敵なパーティーのお誘いを受けたんでね。確かに面白そうなパーティーだぜ、悪魔はともかく女がいるってのは良いもんだ」 赤き影の男は自分の後ろを振り向き、バージルとその後方にいるヴィヴィオを抱えたシグナムを見て軽い言葉を吐く。 「遅いぞ“ダンテ”」 「おいおい~別世界なんて来るの初めてなんだぜ。あんまりイジワル言うもんじゃねえよバージル」 二丁銃と魔剣リベリオンを手に最強の悪魔狩人であり、そしてバージルの双子の兄弟でもあるダンテが今ミッドチルダに下り立った。 続く。 前へ 目次へ 次へ
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SS作成方法 ダンゲロスSSDungeonに投稿するSSの作成方法・内容の指針を説明します。 作成するSSの大枠について 今回のゲームでは、参加キャラクターは探索者としてダンジョン内で戦い、完全制覇を目指すことになります。対戦相手を自慢の特殊能力で打ち倒し、すべての戦いを制しましょう! ゲームの世界観等の詳細は基本設定をご確認ください。 作成するSSの対戦相手・舞台について 開催期間中、設定された日時に全試合のマッチングが発表されます。(モンスター側の相談により対戦順決定)詳細についてはトップページのスケジュールをご確認ください。 その際に、各戦闘が行われる地形も決定します。(ランダムで決定)詳細については戦闘フロアをご確認ください。 作成するSSの試合のルールについて 勝利条件は以下の通りとなります。 対戦相手の死亡 対戦相手の戦闘不能 対戦相手の降参 対戦相手の戦闘領域からの離脱(試合場による) 作成するSSの内容について キャラクターの設定や能力の応用方法について、キャラクターの設定欄に書かれていないことであっても、後づけで設定を足すことは(それが相手キャラクターに関することであっても)可能です。 もちろん無理な後づけは読者を納得させるだけの説得力を持たせる必要があるでしょうから、十分に注意しましょう。 勝ち残ったSSはその時点で今回のゲームにおける「正史」となり、そのSS内で登場した新たな設定なども公式のものとなります。そのため、二回戦以降は対戦相手のキャラクター説明だけでなく、相手が勝ち上がってきた過程のSSも読むように心がけましょう。 SSは試合のみを書く必要はありません。執筆時間内、字数制限内に書ける範囲で試合の前後を膨らませてもよいでしょう。 幕間SSについて 試合のSSだけでなく、試合外での自分の(場合によっては相手の)キャラクターの設定を深める幕間SS(補足SS)を作成するのもよいでしょう。 幕間SSは雑談スレッド(作成予定)をご利用ください。 幕間SSに投稿期限はありません。好きな時に書きこみましょう。 ただし、幕間SSについては特にwikiに反映などはされませんし、本キャンペーンでは幕間SSの引用を行う事はできません。予めご了承ください。 自キャラ敗北SSについて 今回のキャンペーンでは、「対戦した結果自分のキャラクターが敗北する」内容のSSの作成はご遠慮ください。 試合の結果として、必ず「自分のキャラクターが勝利する」内容のSSを作成してください。 プレイヤーは以上のルールを把握した上で自分のキャラクター、相手のキャラクター、地形の設定を踏まえつつ、自分のキャラクターが戦闘に勝利するSSを書いて投稿してください。 SS投稿方法 ダンゲロスSSDungeonに投稿するSSの投稿方法・諸注意を説明します。 SSの送信方法について 本戦SSが出来上がったら、本戦SS投稿フォームから送信してください。 フォームには以下の項目があります。 キャラクター名 メールアドレス 掲載順希望(SSの掲載順について希望があればチェックしてください。なければ希望なしで構いません) SS本文 メール返送チェック(確認メールが自動送信されます。従来のGKによる確認メールの代替となりますので、必要な方は忘れずチェックを入れてください) (2019/7/10修正)確認メールはGKより送信します フォームに誤作動等ありましたら、SSダンジョンスレッドかTwitterアカウントにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。投稿時間は、掲載順希望の優先権や同数得票の際の勝敗等に関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください 本戦SSにいかなる不備があろうと、それがGK側にのみ責のある不備以外のものについてSS公開後の修正に応じることはありません。 練習用ページ(SS)などを活用して事前に見栄えをチェックしつつ、早めの投稿を心がけましょう。 内容修正について 投稿されたSSは、投稿期間終了後に一斉に公開されます。 投稿期限前であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。本戦SS投稿フォームの「回答を編集」で編集を行ってください。 ただし、再送信されたSSの投稿時間は、その追記が投稿された時点として扱うことになります。 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 修正を含めた複数回のSS送信があったキャラクターについては、原則として一番最後に送信されたSSを正式採用させていただきます。 ペナルティについて 投稿期間を超過したSSは、強制的に敗北が決定します。 あって欲しく無いことですが、万が一対戦者両方が遅刻をした場合、両者敗北扱いとなります。 参加者の皆さんは、可能な限り時間に余裕を持った投稿を心がけてください。 同数得票について 投票結果が同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 SSの投稿を終えたら 他のプレイヤーの試合SSを読んで、面白かった作品に投票しましょう! 投票の仕方については次のページ【本戦投票】をご確認ください。
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魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 第四話「試合、転じて死合」 スバルと会って六課に入隊して…たった16年しか生きてないけど危険の意味は知ってるつもりだった。 でもそんなの比べ物にならない“モノ”を目の前の人は放ってる。 キャロは今にも倒れそうでエリオは震える手でキャロを支えて。 鈍感なスバルだって狼狽してる、私も膝が言う事を聞いてくれないけどデバイスに手をかけてその人を見据えた。 (皆、落ち着いて…) 身構えていた隊長達と震える私達に八神部隊長が念話を伝えてきた。 (ベルカの古い言葉に“和平の使者は槍を持たへん”ってあるやろ知らん所で大事な物無かったら誰かて慌てるんやから) 八神部隊長はそう言ってその人にさっきの物を渡して…少し話しを聞いてから隊長達と事情聴取をすると言って出てった。 「大丈夫?キャロ」 「う…うん でも、もうちょっとそうしてて…」 その瞬間にキャロは膝をついて震える身体をエリオにさすられてた。 「は~ 何だったのよ、あれ?」 私は何とか息をついて落ち着いた、強く握っていた手は汗だくになってた。 「も…もしかして私たち何か失礼な事しちゃったのかな~」 スバルは相変わらず何かヌけたことを言ってた。 「あんたねえ、助けられてあんな反応するなんてこっちが失礼したって普通しないでしょ!」 「でもティア~ あの人、怪我してたし混乱してるのかもしれないよ…」 「怪我人があんな迫力だす?」 私たちはそんな会話をしながら宿舎に帰っていた、もちろんあの人が同じ職場で働くなんて想像もしてなっかたけど。 機動六課宿舎、自分で付けた偽名バージル・ギルバのネームプレートの部屋にて、いつもの悪夢と共に目を覚ます。 血のシミになった母の亡骸を目にしたところで目を開いた。 ここまで来ればこれも一種の目覚ましだ。 あてがわれた部屋でトレーニングウェアに着替えながらこの数日の事を振り返る。 最初はアミュレットを返さなければその場の人間どもを皆殺しにしてやろうかと思っていた。 数も多く、人間にしてはやたらと魔力の高い連中だったがアミュレットを奪われて、引く道理はない。 脆い人間を殺す等は容易い事だ。 だが未知の魔道技術とデバイスという魔道兵器の話を捨て激情に駆られるなどの愚策はしない。 俺は八神の話しに乗る事にした。 だが一切の飾り気の無い言葉で俺に助力を請いながら”倒す“と言った八神をひどく面白いと感じたのも事実だった。 それからは思ったよりも早く嘱託試験とやらが進んだ。 関係法規、契約規定、殺傷魔法の制限、覚えるのにどれも大した労ではなかった。 模擬戦とやらには期待したが相手は頭から猫のような耳を生やした女だった(この世界の使い魔らしい)。 ”やっと出番が…“とか言っていたが名前はよく覚えていない。 目くらましの魔力弾を放ってから横合いから回り込み蹴りを仕掛けてきたが軽く足を掛けて。 倒れた所に幻影剣で磔にしてやった(言っておくが非殺傷設定とやらにはしたぞ)。 しかしあんな蹴りを喰らうのは余程のマヌケだろうな“クロスケなら当たったのに”とか言っていたが。 潜在魔力値は隠蔽し(ダンテならともかく俺には造作も無い)問題なくBランク級の資格を得た。 八神は約束どうりアミュレットには手を出さず俺を六課へと迎え入れた。 ともかく、かくして機動六課所属の嘱託魔道師としてこの宿舎の生活は五日目を迎えた。 朝の機動六課宿舎にて肥満体系にヒゲのいかにも軍人然とした男の演説をテレビで見ながら六課隊長陣は朝食をつまんでいた。 「そういえばなのは、バージルさん六課に馴染んでくれてるって?訓練はどう?」 「うん、飛行魔法とか防御障壁は術式の仕組みを教えたらすぐに覚えちゃったよ」 「本当に?転移魔法とか射撃魔法は使えるって聞いたけど、すごいね」 「厳密には幻影剣はこっちの射撃魔法じゃないみたいだけどね、フォワードの子も少しは馴染んだみたいだし」 なのはとフェイトがコーヒーを口に運びながら最近の一大事件であるバージルについて語る。 ヴィータは面白くなさそうに目を吊り上げて呟く。 「私はまだ認めてねえからな、あんな得体の知れねえ奴」 「ヴィータまた言っとるん?」 ヴィータははやての言葉にも高ぶった不満が収まらずに想いを吐露する。 「はやてもはやてだ!あんな簡単に武器とロストロギアを渡すなんて、あんな奴グラーファイゼンで潰してやったのに!」 「そう言われたかてなあ…」 「シャマルだってあんな事されて嫌じゃねえのかよ?」 「えっ…私は別にはやてちゃんが良いって言うなら、それにあの後お詫びをいれてくれたし」 「だあああ!シグナムとザフィーラはどうせ役に立たねえし、良いのかよこれで!」 「でもなヴィータ、私はあの時の事はあれで良かったって思ってるんよ…」 はやてはヴイータを諭し、静かに話し始める。 「あれはバージルさんの“全部”やねん…」 「全部?」 「そうや、あの人な…多分あれ以外には何も持ってへんよ、きっと命より大事や…」 はやては今にも涙を流しそうな顔で続ける。 「家族も友人もあらへん、持っとるのはあれと自分の身体だけや…」 「はやて…」 「解るんよ、私もそうやったから、昔はなにも持っとらへんかったから」 それまで黙々と朝食をとっていたシグナムも思わず口を開く。 「主…」 「職権乱用でも構わへん、そんなモン絶対に取ったらあかんし誰にも取れせへん」 はやての語る言葉には強い意志が満ちていた。 「それになあ…」 「それに?」 「六課って男キャラ少ないやん」 「はっ!?」 それまで話を聞いていた一同が凍りついた。 「別にな六課男性陣に文句はない、でもなメガネボーイ、気さくなお兄ちゃん、ショタと揃ってるんやからクールな美形がいても良いやん…」 今までのいい話をぶち壊すぶっちゃけトークが始まった。 「個人的には他にも“檜山さん”とか”関さん“とかの声の似合う熱血系とか渋いオジサマとかなあ…」 「おいっ はやて?」 「カレーの好きなマヌケな太っちょとか…」 「はやてが“向こう”に行っちまった…」 「にゃはは…こうなったら時間かかるね」 「笑い事じゃねえぞなのは」 結局その後はやての話はザフィーラの“俺に任せて皆は行け”の発言により救われること になった。 「そういえば、ザフィーラさんって男キャラじゃないのかな?」 ふと呟くなのはの言葉に皆あえて黙っていた。 「ハアッ ハアッ」 私は必死に走って飛来する青い魔剣から逃げる。 「こんなの嘘でしょっ!」 バージルさんは息のかかりそうな距離からのスバルの拳を捌きながら横目で視認した私に射撃魔法“幻影剣”を連射してくる。 スバルとあんな近いとエリオもストラーダで突っ込めない、彼はキャロに対しフリードの火球の精度を見抜き相手にもしていない。 (ティア、行くよ!) スバルが念話で反撃の合図を送る。 「一撃必倒…」 やっと少し距離をとったスバルが一撃に勝負を賭ける、エリオもバージルさんの側方から攻撃を仕掛ける。 「ディバインバスター!」 「スピーアアングリフ!」 スバルは即座に形成した魔力スフィアを右拳で打ち出し、エリオはバージルさんの脇腹にストラーダで突っ込む。 最大のチャンスに私は足を止め、誘導弾を作って二人に目を移す、ほんの一瞬、一秒も経たずに二人は倒れてた。 スバルはカウンターの掌打をアゴに受け、エリオは眉間を幻影剣に穿たれて倒れる所だった。 「くっ!」 「エリオ君!」 離れた場所からチビ竜とサポートについていたキャロが声を上げる。 さっき私が二人に視線を移す間、幻影剣が来なかったのは私が誘導弾を作る間に二人を倒す自信があったからだ… 「ここまでだ」 「「エッ!」」 私とキャロが驚いた声を上げる。 「待ってください!」 「何だ?」 「まだ私たち二人は倒れてません!」 「時間の無駄だ、やめておけ」 デバイスも持たない、つい先日、魔法を覚えた人を相手に私たちフォワードメンバーは3分16秒で敗れた。 なのはの提案で始まった模擬戦も終わり個人練習に入ったフォワードメンバーを見ながらなのはがバージルに尋ねる。 「どうでした?」 「正直、驚いている…」 「驚いて?」 「ああ、3分はかからないと考えていた…」 「それじゃバージルさんとしては合格ですか?」 「いや落第だな」 「手厳しいですね…」 「近接を主体にする者があんな真っ直ぐな攻撃では足元をすくわれるぞ」 「にゃはは…」 バージルはなのはを横目で見ながら痛烈な言葉をかける。 「おそらく師の影響だな」 なのははバツが悪そうに頬をかく。 「そういえば、どうやってスバルと戦いながらティアナを見てたんですか?魔法を使ったようには見えませんでしたね」 「聴剄だ」 「チョウケイ?」 「触れた相手の動きを見ずして読む古流中国拳法の技の一つだ、ナカジマの動きは身体で見てランスターは目で見た」 「そんな事ができるんですか?」 「修行しだいだな」 なのはがバージルのとんでもトークに驚いていると六課の通信主任にしてデバイスマイスター、シャーリーが駆けてきた。 「バージルさ~ん」 「何だフィニーノ?」 「も~バージルさん、シャーリーでいいって言ってるじゃないですか?」 「それで何のようだ?」 華麗にスルーするバージルにもめげずにシャーリーは満面の笑みである物を手渡す。 「要望どうりのデバイスが出来ましたよ♪」 二つの指輪を渡す。 「ほう、これが俺のデバイスか…」 「でも…良かったんですか?」 「何がだ?」 「いえ…その“あんな”名前をつけて」 「気にするな、得物の名前など何でもいい、使えればな」 「機動テストはいつしますか?」 「今すぐだ」 「それじゃ訓練用ガジェットの用意しますね」 「その必要は無い…先約があるようだからな」 言葉を切ると同時にバージルは肉眼で確認するのが難しいほどの距離からこちらの様子を見ていた女性に目を向ける。 「言ってくれる…」 ポニーテールに結んだ桜色の髪をなびかせ烈火の将は心の底から嬉しそうに微笑んだ。 荒野のフィールドへと姿を変えた訓練場に立つ二人の戦士、烈火の将と闇の剣士を隊長陣・フォワードメンバー・シャーリーは見つめる。 「どう見るなのは?」 「バージルさんの強さは凄いけどガジェットと戦ったのは地上だし、飛行戦に不慣れじゃ勝ち目は薄いかな?」 「だな」 スターズ隊長陣が意見を交わす中ライトニング隊長フェイトは心配そうな目で見守りフォワードメンバーも自分の予想を交えていた。 「う~だからバージルさんは負けないって!」 「うっさいバカスバル!確かにあの強さは解るけど相手はシグナム副長なのよ?」 「たしかにティアナさんの言うとうりだと思います…副長の強さはケタが違いますから」 自分の助けた人で何か“スゴイ”技で自分達を倒したバージルに盲信するスバルにティアナとエリオが意見を入れる。 そんな一同をよそに当の二人はゆっくりと歩きながら訓練場の中央に進んでいた。 「わざわざ相手に私を選ぶとはな、主の招いた食客だ粗相のないようお相手しよう」 礼をもって言葉をかけるシグナムにバージルは目も向けずに口を開く。 「言葉で飾るな烈火…」 「何だと?」 「昂る鼓動と熱がこちらまで伝わってくるぞ…」 「ふっ やはり隠せんな」 シグナムが不敵に笑うと同時に両者は訓練場の中央に立った、二人は向き合い視線を交差させる。 「初めて見たときから、そそっていた」 「こちらこそ、お前と闘(や)りたくてしかたがなっかた」 両者はデバイスを起動しバリアジャケットを展開する。 バージルは最初に着ていた服と同じデザインの青いコートと黒いインナーのバリアジャケットに銀の剣を構え、剣の騎士に対峙する。 「その太刀は抜かんのか?」 シグナムはバージルの腰に差されている妖刀を見て尋ねる、彼女の興味は300体近いガジェットを切り裂いたそれに向けられていた。 「残念だが閻魔刀は非殺傷設定など便利なことはできんからな、同僚を殺しては問題だろう…」 そう言いながら手にした剣の白刃をシグナムに突きつけながら呟く。 「ではデバイスとやらの力を見せてみろフォースエッジ・フェイク(贋作)!」 <OK、MASTER> それは父の振るいし最強の魔剣を模したデバイス、贋作の名を受けたデバイス、フォースエッジ・フェイクは応える。 最初に動いたのは青き影、バージルは魔力を込めた大振りな突き“スティンガー”を繰り出す。 (後の先を捨て正面から挑むか…ならば防御で受け流すは無粋。炎の魔剣で受けて立つ!) 心中でバージルの蛮勇に感嘆し繰り出される突きを崩さんと脇に構えた魔剣レヴァンティンで斬り上げる。 両者の間に初めて起こる轟音、両者共に浮かべるは驚愕。 (防御ごと串刺してやろうと思ったが…この太刀筋に膂力、本当に女か?) (なんという突きだ!このプレッシャー、テスタロッサのザンバーに匹敵する) それこそ、あと一歩踏み込めば唇の触れる程に縮んだ距離、両者剣士ならばここで引くような道理は無かった。 「はあああ!」 「応おおお!」 最初の轟音からは打って変わった甲高い金属音が無数に響き渡り始まって1分と立たぬ内に戦いは最高潮に引き上げられる。 (俺と斬り結ぶつもりか?戦闘狂が) (なんという力!技!魔力!こんな者がまだこの世にいたのか!) 火花を上げながら宙を幾重にも駆け巡る双刃、横薙ぎの一閃を斬り上げながら額の正中線を割らんと振り下ろされる炎の魔剣。 横一文字に構えたフォースエッジ・フェイクが受け止め、鍔競りへと形を変える。 「烈火の名は伊達ではないな!」 「嬉しいぞ魔剣士、この昂ぶりまだ冷ましてくれるなよ!」 互いに数多の斬撃により傷を付けながら、邪気の無い喜びを吐き斬り結ぶ二人の剣士。 「マジかよ…」 「シグナムさんと正面から戦ってる」 「それに一歩も引いてないよ…」 見守っていた隊長陣が感嘆の言葉を投げかける、両者の戦いは第二局面を迎えようとしていた。 「くっ!」 悪魔との体力の差か膂力の差か魔力の差か、シグナムは徐々に斬撃のプレッシャーに押されていた。 「このおおお!パンツァーシルト!」 一気に魔力を消費して硬質の防御障壁を展開し魔剣を弾き返し、空に退く。 (剣を前に引いたのか、この私が…) 思わず自分のとった行動に自問するシグナム。 距離を開かせまいとバージルも飛行魔法を行使して後を追う、が相手の変化に顔をしかめる。 「レヴァンティン、カートリッジロード、シュランゲフォルム!」 <SCHLANGEFORM!> 烈迫の掛け声と共に撃発音が鳴り響き濃密な魔力を供給した空薬莢が排夾される。 「それがカートリッジ・システムか、面白い、お前の全力を見せてみろ!」 バージルが更なる戦いの高揚に吼える。 レヴァンティンは喰らった魔力により形をワイヤーで繋がれた連結刃へと変える。 その速度、軌道、威力、間合い、どれをとっても今までの斬撃遊戯を超えるものであった、さしもの闇の剣士もこれを受ける。 「がはっあああ!」 右肩と左脇腹のバリアジャケットを大幅に削られ苦悶する。 (これが変形機構かここまで力を得るとはな…しかし) バージルが戦略を練っているとシグナムが沈んだ顔で口を開いた。 「すまんなバージル…」 「何?」 「本来ならお前とは剣技のみで試合たかったのだが、思わずこんな無粋を…」 「何を言うかと思えば…気に病むな烈火よ、これは最早“死合”だそれに…」 「それに?」 「俺は負けはせんからな」 互いの目を見つめあい意思を汲み取った二人はこの日、何度目かの笑顔を交わした。 「ではこの刃の蛇を受けてみろ!」 迷いを振り払ったシグナムは自身の全能力を攻撃へと回す、対するバージルは慣れぬ防御魔法を展開し防戦に徹する。 (確かに防ぐも避けるも、まま成らん…) 突如として、軋む防御障壁の周りに魔力で作られた魔剣、6本の幻影剣が現れる。 (しかし…) この状況で当たる確率の低い射撃魔法、それも円周状に展開したその様にシグナムは疑問を抱く。 「防御がガラ空きだぞおお!烈火あああ!」 その瞬間、極短距離で発動された空間転移魔法でその魔力刃がシグナムの周囲に現れる。 「何いいいっ!」 次の瞬間レヴァンティンに回した魔力の為に防御の薄くなったシグナムの身体を6本の幻影剣が貫き彼女の意識を奪った。 訓練場の中央に落下せぬように気絶したシグナムを抱きかかえたバージルが静に降りた立った。 続く。 前へ 目次へ 次へ
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MVP投票 ベストSS結果 MVPベストSS 【庭園】SS その1(得票数:8) 総投票数:29票 1位:【庭園】SS その1(得票数:8) まさかの劇場版ダンゲロスsslight。対戦SSというレギュレーションの補正で負けてしまったけれど、単品としての面白さは本当に随一だったと思います。出海九相……まことに佳き漢であった……。あと、庄部、お前そんなに強かったんか……! 次々と登場人物の出る内容にただひたすら圧倒されました 2位:【クラブ】SS その1(得票数:4) 対戦相手の描き方が常軌を逸して上手かった 2位:【砂丘】SS その1(得票数:4) 無茶苦茶やってるのにちゃんと筋が通ってて面白かったです。 特に甲乙つけがたかったステージで、でもやっぱりこっちが好き…ということで。 3位:【夏祭り】SS その1(得票数:3) 天桐鞘一と言う男が、本気でやばいやつだとはっきり認識したのはこのSSでした。七白ぼたんのトレース、能力バトル、天桐の格好良さ、決まり手の鮮やかさ。そして何よりエピローグ。一つたりとも綻びがなく、恐ろしい精度でした。この戦いに関しては、本当に5000文字ではありえないような完成度だったと思います。 4位:【倉庫】SS その1(得票数:2) コメントなし 以下5位:(得票数:1) ダンジョン SSその2恐ろしく高い密度、5000字以内という制約があったからこそこの濃密なSSが生まれたのだと思ってます。それにしても地底人はどうしているのだろう。 プロローグ(黒羽 イト) 後ろの怪異プロローグ 庭園 その2(アブ・ラーデル18世vs出海九相) 溶岩地帯その1 【溶岩地帯】SSその2 【廃坑】SS その1 【廃坑】SSその2強かったんだよな~!絶対負けたと思ってた。
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プロローグSS 戦った。勝った。お誕生日おめでとう!
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野試合 戦場 虫花地獄 対戦者 名前 性別 魔人能力 雨竜院雨雫 女性 遅速降る(ちはやふる) 花咲雷鳴 男性 地獄の沙汰もLOVE and PEACE SS 野試合SS:雨竜院雨雫 野試合SS:花咲雷鳴 投票 投票所
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SS作成方法 このキャンペーンに投稿するSSの作成方法・内容の指針を説明します。 作成するSSの大枠について 今回のゲームでは、参加キャラクターは、なんか戦うことになります。対戦相手を自慢の特殊能力で打ち倒し、戦いを制しましょう! ゲームの世界観等の詳細は基本設定をそれぞれご確認ください。 作成するSSの試合のルールについて 勝利条件は以下の通りとなります。 対戦相手の死亡 対戦相手の戦闘不能 対戦相手の降参 対戦相手の戦闘領域からの離脱(試合場による) 作成するSSの内容について キャラクターの設定や能力の応用方法について、キャラクターの設定欄に書かれていないことであっても、後づけで設定を足すことは(それが相手キャラクターに関することであっても)可能です。もちろん無理な後づけは読者を納得させるだけの説得力を持たせる必要があるでしょうから、十分に注意しましょう。 勝ち残ったSSはその時点で今回のゲームにおける「正史」となり、そのSS内で登場した新たな設定なども公式のものとなります。よかったね! SSは試合のみを書く必要はありません。執筆時間内に書ける範囲で試合の前後を膨らませてもよいでしょう。 幕間SSについて 書きたきゃ勝手に書け!!! 自キャラ敗北SSについて 今回のキャンペーンでは、「対戦した結果自分のキャラクターが敗北する」内容のSSの作成はご遠慮ください。 試合の結果として、必ず「自分のキャラクターが勝利する」内容のSSを作成してください。 プレイヤーは以上のルールを把握した上で自分のキャラクター、相手のキャラクター、地形の設定を踏まえつつ、自分のキャラクターが戦闘に勝利するSSを書いて投稿してください。 SS投稿方法 このキャンペーンに投稿するSSの投稿方法・諸注意を説明します。 SSの送信方法について 本戦SSが出来上がったら、本戦SS投稿フォームから送信してください。 フォームには以下の項目があります。 キャラクター名 メールアドレス 掲載順希望(SSの掲載順について希望があればチェックしてください。なければ空欄で構いません) SS本文 メール返送チェック(確認メールが自動送信されます。従来のGKによる確認メールの代替となりますので、必要な方は忘れずチェックを入れてください) フォームに誤作動等ありましたら、あやまだにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。投稿時間は、掲載順希望の優先権や同数得票の際の勝敗等に関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください 時間制限の関係上、メール宛先のミスや本文の文字化けのリカバリーは大変困難です。 本戦SSにいかなる不備があろうと、頑なな決意のもとSS公開後の修正に応じることはありません。 練習用ページ(SSページ)などを活用して事前に見栄えをチェックしつつ、早めの投稿を心がけましょう。 内容修正について 投稿されたSSは、投稿期間終了後に一斉に公開されます。 投稿期限前であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。本戦SS投稿フォームより再度送信してください。本戦SS投稿フォームの「回答を編集」で編集を行ってください。 ただし、再送信されたSSの投稿時間は、その追記が投稿された時点として扱うことになります。 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 修正を含めた複数回のSS送信があったキャラクターについては、原則として一番最後に送信されたSSを正式採用させていただきます。 ペナルティについて 投稿期間を超過したSSは、下記のペナルティが与えられます。即死 万が一、対戦者全員が遅刻をした場合、両者敗北扱いとなります。 同数得票について 投票結果が同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 SSが公開されたら 面白かった作品に投票しましょう! 投票の仕方については次のページ【本戦投票】をご確認ください。